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名刺 – 新バフン紙

2018.01.24

過去に制作した名刺をご紹介します。
印刷物を作る時は、どうしても紙にこだわりたくなってしまいますね。でも紙って結構高くって…。特に繊維質が入っていたり、和紙系のものはとにかく高い!
神保町に竹尾さんって言う、あらゆる紙を取り扱っている紙屋さんがあるのですが、紙好きにはたまらない空間なんです。とにかく色んな紙があるので、ここならきっと自分が気に入る紙が見つかると思います。
 
そんなわけで、今回は手触りの良い和紙の素材を使った名刺になります。
 
■仕様: 新バフン紙(きぬ) 270kg、片面1色

少し繊維質が混じった和紙になります。
ですが、そんなにゴワゴワもしていなくて、主張も控えめなので非常に落ち着いた雰囲気があります。

フォントは和紙と相性の良い明朝系で。
新バフン紙、他に色味が幾つかありまして、今回チョイスしたのは一番白く見える「きぬ」です。他に「ゆげ」はもう少し生成りっぽい色合いになります。
紙の厚みは270kgで、一般的なよくある、比較的リーズナブルな名刺が大抵220kgくらいなので、程よくそこそこ厚みを感じる厚さになっているかと思います。
僕は厚みのある名刺(紙)が好きなのですが、厚みを求め過ぎて少し前に作った自分の名刺、これ、メンコなんじゃないか?って言うくらいの厚みになってしまいました(笑)
 
デザイン自体そんなに奇を衒わなくても、少し特徴のある紙を使うことで、名刺の表情はグッと変わってきます。
特に職業によってはあまり派手な名刺にはできないけれど、こだわりたい!と言う方は、紙質を少し変えてみると
 「おっ?」 と思うこともあるかもしれませんので、是非紙にも目を向けてみてくださいね。

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