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デザインは情報と感覚の積み重ね

2018.09.28

今年は年内最後の開催だそうです。
お馴染みのイベント「BALL」
今回もフライヤーの制作を担当させていただきました。
 
普段はA6サイズなのですが、今回はオーガナイザーさんの希望により、相談してB6サイズベースの正方形で制作することになりました。
ちなみにA6のサイズが105mm×148mm で、B6のサイズが128mm×182mmとなります。B6を正方形サイズにカットすると、128mm×128mmとなりますので、面積的にはほぼA6サイズと同等の面積が取れる感じです。
すなわち、物理的にはA6と同内容のものが 128mm×128mm の正方形サイズのチラシにも収まる。・・・ハズ!
 
デザインにもよるので一概には言えませんが、「内容はほぼいつもと同じ、でも少しフライヤーの形状を変えてみたい」と言う場合は、このように面積で計算するのも、掲載内容が収まるか目安の一つの手段です。
 
ちなみに今回のフライヤー制作遍歴はこんな感じです。
 
今回は「モンドリアン」的な感じでいこうかしら?と考えていたので、まずはグリッドから。

次にこんな感じに。秋色で少し抑えめのペールトーンっぽい感じで。(モンドリアン風・・・笑)

そこに画像と文字要素をよっこいしょ。
写真も少し「絵」っぽい加工を施して、全体的にフラットなテイストで仕上げてみました。

ここから更に背景の色味と、タイトルの装飾を修正。

が、ここへきて、他のアイデアも湧いてしまったので、別提案。
最終的に最後に提案したものが採用されました。(笑)
それがこれ。

裏面はこんな感じ。

デザインは情報と感覚の積み重ね

結構時間かけたものよりも、思いつきでサクッと作ったものの方が採用されてしまう….。デザイン現場あるある。
よくあることなんですが、僕はこれ、時間をかけて作ったものが前弾としてあるからこそ、一旦脳ミソをクールダウンさせ、無意識でどこか客観的に見ることができ、次に考えたものがサクッとできた。かのように見えるだけだと思うのです。
時間をかけたもの無しでは後者のアイデアも決してサクッとは出なかったと思うのです。
 
とは言え、一応最初から全力を尽くしてはいるので、前者が悪くて後者が悪い。と言う話でもないので、難しいところです。この辺りは、どちらのイメージがよりクライアントさんのイメージに近くて好みであるか。と言うことになってくるかと思います。
 
日々インプットは怠らないようにしないと、アイデアもなかなか浮かばないですからね。
もちろんイメージを再現する為の知識やテクニックも日々アップデートが必要です。日々勉強です・・・。
 
さて、イベントは10月28日(日) at AiSOTOPE LOUNGE
出演者もお客さんもダンサー多めな印象のイベントです。ハロウィン直前の日曜開催と言うこともあって、盛り上がりそう。要チェックなイベントです!
 

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