ちょっと季節外れな記事になっちゃったかも…。
以前、年賀状について書いたので今度は暑中見舞いを…と、季節をだいぶ、ぶっ飛ばしてしまいました。
が、気にせず続けますね。
今回紹介するのは2015年の夏に出した暑中見舞いのグリーティングカードになります。
確か2015年の年賀状を出し損なった記憶があって、年賀状の代わりに作らねば。と思いこさえた気がします。
全体はこんな感じ。
途中の文面はちょっと恥ずかしいのでボカしますね。
はい、通常のハガキに比べて大きめです。
通常のハガキと比べるとこんな感じ。
だいぶ大きめ。
仕様: A5カードを210mm × 119mmに裁断、コート紙360kg、片面PP加工、特色1色使用
実はこの仕様にしたのは自宅に届いたDiorのDMを見て、いいな。と思って仕様においてはインスパイアされました。お陰で良い値段になりました。さすがDior。DMにも結構なお金かけてんだな。って思いました。
このサイズの定型は無いので、A5サイズのカードを指定のサイズに裁断してもらいました。
なので、切手も82円と割り増しに….(涙)
で、コート紙と言う、触り心地はツルツルな用紙です。鉛筆では書き辛く(ほぼ書けない)、油性マーカーやボールペンだったら記入できるような紙質です。
360kgは紙の厚さを表しているのですが、一般的なポストカードの厚みがだいたい185kgなので、おおよそ倍。倍の厚みになるので、かなり固めで簡単には曲がらない感じです。
特色1色使用。と言うのは、このブルーの色になります。
特色と言うのは、通常の印刷では(CMYKで出せない)使えない色、特別に配合して使用する色のことで、金とか銀とか蛍光色なども特色になります。
季節も夏だし、発色の良いブルーを使いたかったので、特色を使用しました。
更に、ブルーの特色を使用した面は綺麗に仕上げたかったので、PP加工と言う、上からフィルムをコーティングする加工を追加して、ツルッツルのテカッテカに。少し鏡面みたいな感じでしょ?
とまぁ、こんな感じのグリーティングカードを制作しました。
今回は、特色とPP加工がプラスのオプションとなったので、通常の印刷にその分が加算されています。
自分が出す印刷物は好き勝手に作れるので、楽しいですね。
でも、やはり「モノ」って実際に作ってみないとわからないですね。モニターだけの確認では絶対にわからない。モニター越しにはイケてる!って思っても、実際印刷物になると「あれっ…?」これじゃない感。があることも多いです。
なので、こればかりは経験値なのかな。って思います。紙も加工もアイデアも組み合わせが無限大だから、兎に角作る!作って作って、自分の中でコレをコウしたらコウ刷り上がる!って言う経験値を増やして知識にしていくしかないのかな。
たまには大切なあの人に、暑中見舞い送ってみませんか?(笑)
グリーティングカードのご相談、お任せください。
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暑中見舞い – 2015
2017.12.13