先日、友人からとあるツールに関する質問を受けたので、それにまつわることをちょっと書いてみようと思います。
そのツールの質問とは、「Googleのスプレッドシートで文字入力が上手くできない…」と言った質問でした。
結果から言うと、Googleのスプレッドシートを Internet Explorer(以降 IE)で閲覧・作業していたことが原因っぽいのですが、ブラウザーを変更してGoogle Chrome(以降 Chrome)で同じ作業を行ってもらったところ、不具合は起きなかったようでした。
皆さんは、普段ご自身がインターネットを閲覧される際に使われているブラウザーは意識したことありますか?
ちなみに現在の日本でのブラウザーのシェア率はこんな感じです。(※対象はデスクトップのみ。)
Chrome が圧倒的ですね。
次いで IE、FireFox と言った順位です。
WEBに携わっている身としては、未だにIEのシェアがそこそこあることに驚きなのですが….日本では公共機関のサービスツールや企業のセキュリティ周りが未だに「IEのみ対応」と言ったところが多いのも要因の一つと考えられます。
ChromeはGoogleが開発しているブラウザーですので、冒頭で触れたスプレッドシートやGmail、Googlemapなど各種サービスの普及を考えると、まぁ当然の結果なのかな。と言う感じです。
なので、まさか自社が提供しているサービスツールを他社製のブラウザーで使用されることは基本的に想定していないと思われるので、スプレッドシートがIEで正常に動作しない場面があったとしても致し方ないのかな。と思います。 ^^;
さて、それでは世界のシェアはどうでしょうか?見てみましょう。
Chrome独り勝ちですね。
次いで、Firefox、IEに至っては全体の1割を切っていますね。
今は世界をマーケットにしたサービスやツールが数多く登場していますが、それはこれからももっと増えてゆくと思います。その際に開発側(サービス提供側)が意識するのは最もシェアの高いユーザーです。
利用するサービスや時代に応じて、自分が利用するツールも何が一番適しているのか?考えてゆく必要があると思います。
僕自身も2年くらい前まではずーっとFirefoxを利用していたのですが、Googleの各種ツールのあまりの使用頻度の高さに今はChromeメインとなりました。
個人的にはかつて IE のバージョンがまだ6〜8くらいの頃、他ブラウザーとのデザインレイアウトの互換性の違いや癖で、非常にしんどい思いをした経験があるので IE アレルギーが未だに治りません(笑)。
できるだけ多くのブラウザーでちゃんと表示されるように気を配る企業もあれば、「他で多少崩れていても、Chromeでちゃんと表示されていればOK」と言うところも多々あります。もちろん、多くのブラウザーで正しく表示されることが一番ではあるのですが、制作側においてはその分チェックや対応工数がかかることにもなります。そこまでの労力を掛けられない場合は、やはり多数派に準ずる形を取らざるを得ないですよね。
もしかすると利用しているサービスを最大限活かして利用できていないかも?
普段感じている違和感や、ちょっとしたエラーや表示の不具合など、ブラウザーを替えてみたら解消するかも?
普段あまり意識していないかもしれませんが、使用されているブラウザーを見直してみませんか?
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2018.05.30