今話題の『PayPay』、ご存知ですか?
連日twitterのトレンドに上がっていたりしていたので、ご存知の方も多いかと思います。
まだ知らない方は、早くチェックしておいた方が良いかもしれません。
簡単に言うと、スマホで簡単にできる決済アプリです。
じゃぁ、何がそんなに話題になっているかと言うと、アプリの認知度を高める為に宣伝広告として、
「今アプリで決済すると、購入金額の20%還元しますよ!」って言うのが話題になっているわけです。
20%よ!?還元額大きくない?
で、アプリが利用できる加盟店にビックカメラやファミリーマートが加わったことで、ビックカメラがお祭り状態に・・・。
ちなみに、なんでそんな巨額な宣伝が打てるかというと、株主はソフトバンクとヤフー。噂では来年の消費増税(キャッシュレス決済なら増税分を還元とか言う施策)に関する政府のキャッシュレス決済を促進したい思惑もあるとか無いとか・・・。
なんか似たような決済アプリは過去にも色んな企業がリリースしていた気がするんだけど、やはりそこは資金力の違いでしょうかね。市場で覇権を握るには圧倒的な資金力と権力が必要と言うことか…。
実際に使ってみた
何はともあれ、実際に使ってみないことには分からん!と言うことで、早速アプリをインストールして使ってみた。
銀行と紐付けしてアプリに金額をチャージもできるし、クレジットと紐付けしてアプリの残高不足分をクレジットから自動で引き落とすことも可能。
僕は後者でアプリにはチャージせずにクレジットを紐付けだけしました。
決済方法は自分のバーコードを相手にスキャンしてもらうか、相手のバーコードをスキャンして自分で金額を打ち込んで決済ボタンを押すか。な感じ。
実際の利用方法は公式の動画を参考に
まぁ、普段Suicaとか電子マネー決済に慣れてる人にとっては、それが代わっただけで、特段難しい使用方法ではないです。
20%還元とは別に、40回に1回の確率で(ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーは20回に1回、もしくは10回に1回)、全額(上限10万円まで)還元も当たったりするらしいです。で、実際にそれをtwitterつぶやいている方もいらっしゃいました。
こういったところも広告戦略としては狙い通りですよね。ユーザーが勝手に広めてくれるっていう。
ちなみに僕はそれは当たらず、20%の還元のみ。それでも大きいですよね。カメラのレンズを購入したんですけど、約1万円分の還元。
今回僕はこのアプリの加盟店がビックカメラだけだったら利用しなかったかも。
そんなに家電を頻繁に買うわけでもないし、PayPayの電子マネーで還元されても使い道が無いから。でも、ファミリーマートでも使えるとなったら話は別。
なんだかんだコンビニは頻繁に利用するので、1万円分なんてあっという間に使い切ると思います。
こういった決済ツールはいかに普及するかがポイントですからね。
個人商店などの飲食店などは要注目すべし!
ここで注目しておきたいのが、商売を営んでいる方です。
このPayPayの決済方法を導入したい方は要チェックです。
なんと2021年までは導入費、決済費、入金手数料が無料!
以降の手数料がどうなるかはまだ未定らしく、半年前には通達されるとのこと。
ぶっちゃけ、これ、導入しない理由は無いと思います。クレジット決済とほぼ同意味のツールが無料で簡単に店舗に導入できるんですもの。
これは普及させたい本気度合いがビンビン伝わってきますね。とにかく日本は世界に比べて電子決済の普及が遅れ過ぎている。お隣中国に至っては屋台ですら電子決済ですからね。ちなみに、中国の決済方法で圧倒的シェアを誇っているのが『Aliay(アリペイ)』です。日本でも2017年からローソンなどではAliayが使えるようになっていますね。
で、このPayPay、Alipayとも提携しているので、PayPayのコードでAlipayも使えるんですよ。
すなわち?そうです。インバウンドの中国人旅行者などの決済にも使えるので、外国人の更なる来客が見込める可能性も高まります。
これはかなり大きいですよ。
だって自分が旅行する立場になったとき、何が面倒臭いって、他国のお金に両替えすることほど面倒臭いことはない。加えて日本以外の国は基本カードや電子決済が主流なので、そもそも現金化の習慣が薄いですからね。
まぁこれらを踏まえても、日本もようやく。と言った感じですが、キャッシュレス化の波は避けられないでしょうね。
クレジット決済はハードルが高くてなかなか導入できなかったオーナーさんも、PayPayは遥かにハードルが低いはず。乗り遅れないようにチェックしてみてくださいね!
(屋台とか移動販売とかでも気軽に導入できて、現金以外が利用できるのは双方にとってかなりメリットだと思うんだよなぁ)